塩尻市の神社で9月、屋根の銅板を盗もうとした罪で起訴された男2人が、下條村の神社から銅板を盗んだ疑いで再逮捕されました。金属を狙った窃盗事件が相次ぐなか、買取業者などでは犯罪対策も強化されています。警察が28日公開した押収品。時価およそ19万円相当、神社から盗まれた銅板です。(記者)「押収された銅板の塊は奥から70キロ、50キロ、30キロとなっている。一番軽いものでも1人では持ち上げるのがやっとの重さ」盗みの疑いで再逮捕されたのは、長野市松代町の会社員の50歳の男と伊那市西町の無職の29歳の男です。調べによりますと、2人は8月28日ごろから9月12日ごろまでの間に、下條村の入登山神社の屋根から銅板を盗んだ疑いが持たれています。村出身のタレント・峰竜太さんが、結婚式を挙げたことでも知られる神社です。調べに対し、2人は容疑を認めていて、公開された銅板は県内の買取業者から押収されました。銅板を売って得た金を生活費に充てていて、生活に困窮していたとみられています。(県警捜査第三課・渡邊大輔課長)「地域に根差した場所、神聖な場所をけがすことが絶対にないように、こういった被害を1件でも、全てなくしたいという思い」2人は、9月26日に塩尻市内の神社の屋根の銅板を盗もうとした罪ですでに起訴されています。■「本当に罰当たりなことを…」相次ぐ被害。2026年1月から9月までの間に、大町市など6市町村にある9つの神社などで同様の被害が確認されていて、警察ではいずれも2人が関与しているとみています。さらに・・・。上松町の五社神社では8月末に本殿の屋根から銅板がなくなっていたことが新たにわかりました。(神社世話人会)「県内あちこちで同じようなことが起きていますが、本当に罰当たりなことをすると思いました。こんな犯罪を起こすなんて本当に許せないです」■「1キロあたりおよそ2000円まで高騰…」長野市の買取業者には、毎日、企業や個人から鉄くずやアルミなどの金属類が持ち込まれています。