中学生の腹部を蹴ったとして、兵庫県警東灘署は19日、暴行の疑いで、自称神戸市東灘区の男(62)を現行犯逮捕した。調べに対して「覚えていない」と話しているという。 逮捕容疑は同日午後5時40分ごろ、同区御影2の阪急電鉄御影駅の改札付近で、転倒した同区の中学2年の男子生徒(14)の腹部を蹴った疑い。 同署によると、男は生徒の前を歩いており、改札を抜けた直後、振り向きざまに生徒を押し倒した。近くを通りがかった女性が暴行の瞬間を目撃。110番通報し、電話をつないだまま駅から直線距離で約300メートル離れた路上まで男を追跡した。駆けつけた同署員が取り押さえたという。