ギャンブルの借金返済のために貸金庫から…犯罪を犯す心理を専門家が解説「社会的地位を守るため」

三菱UFJ銀行の貸金庫から金品を窃盗したとして、練馬支店や玉川支店で支店長代理を務めていた元行員の女が逮捕された。4年に渡り盗んだとされる額は約14億円だという。 逮捕された女はFX取引や競馬で多額の借金があり、その返済のため貸金庫の金品に手をつけたそうで、犯行におよんだとされる時間は、銀行の窓口が閉まる午後3時以降。客が貸金庫に出入りできない時間を狙って金品を盗んでいたとみられる。 そもそも借金を背負ってしまうと、なぜ犯罪に手を染めてしまうのか。犯罪心理学に詳しい、東京未来大学こども心理学部の出口保行教授は「社会的な地位の保全というのを十分考えていたと思う」と解説。 自分に借金があることが知られれば、社会的な地位は保証されなくなる恐れがある。「社会的な身分は担保しつつ犯罪行為でその負債をなくしていこうとした、ということは十分考えられる」と推察した。 (『ABEMA的ニュースショー』より)

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