実在しない従業員に休業手当…新型コロナ対策の助成金350万円詐取か ペルー国籍の女逮捕=静岡県警

国の新型コロナウイルス対策である「緊急雇用安定助成金制度」を利用し約350万円をだまし取った疑いで1月22日、静岡県掛川市に住むペルー国籍の51歳の女が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、掛川市下俣南に住む、ペルー国籍で自営業の女(51)です。警察によりますと、女は新型コロナの影響で事業活動を縮小せざるを得なかった事業者に対する国の支援制度「緊急雇用安定助成金制度」を利用して現金をだまし取ろうと考え、2020年8月頃から2020年12月頃までの間に、経営する飲食店で実在しない従業員に休業手当を支払ったと、うそをついて助成金支給の申請を行い、複数回にわたって助成金を受け取っていたということです。 だまし取った助成金は、約350万円にのぼるということです。 2021年12月に、不審に思った静岡労働局から警察に相談があり、警察が捜査していました。警察は、女が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

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