売防法違反容疑で風俗店を摘発 ホストの売掛金抱える女性働かせたか

売春する場所を提供したとして、警視庁は東京都品川区のソープランド「湯喜(ゆき)」の経営者、植村静浩容疑者(56)=東京都葛飾区亀有1丁目=ら男2人を売春防止法違反容疑で逮捕し、24日発表した。女性スタッフが「ホストクラブで売掛金を抱えていた」「スカウトグループを通じて店で働くことになった」などと話しているという。 警視庁は昨年11月、風俗で働く女性をSNSで募っていたスカウトグループ「アクセス」を摘発。ホストクラブで売掛金を抱える多数の女性を全国の風俗店に紹介しているとみており、特別捜査本部を立ち上げて、実態解明を進めてきた。今回の店も、アクセスから女性の紹介を受けていたという。 保安課によると、ほかに逮捕されたのは店の従業員の男(49)=千葉県柏市南逆井4丁目。2人は共謀し、20日に20代の女性スタッフ3人が男性客に売春をすると知りながら、店の個室を提供した疑いがある。いずれも容疑を認めているという。(吉村駿)

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