浦添市のテナントビルのエレベーター内で面識のない女性の胸を触るなどしたとして、海上保安庁の職員が不同意わいせつの疑いで逮捕されました。 24日、不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、中城海上保安部の一等海上保安士、石嶺一将容疑者(31)です。 警察によりますと石嶺容疑者は先月6日の午前4時15分ごろ、浦添市のテナントビルのエレベーター内で乗り合わせた20代の女性の胸を服の上から触るなどした疑いがもたれています。女性にけがはありませんでした。 石嶺容疑者と女性は建物の別々の階からエレベーターに乗り込んだとみられ、面識はないということです。 女性が被害の3日後に警察に相談したことを受け、警察が周囲の防犯カメラ映像の精査など調べを進めた結果、石嶺容疑者の逮捕に至ったとしています。警察は捜査に支障があるとして石嶺容疑者の認否を明らかにしていません。 職員の逮捕を受けて、中城海上保安部の星崎隆(ほしざき・たかし)部長は「職員が逮捕されたことは、誠に遺憾。事実関係を確認した上で厳正に対処してまいります」とコメントしています。