9月18日、先月、北九州市小倉南区で84歳の母親の首を絞め、殺害しようとしたとして現行犯逮捕された61歳の男性について福岡地検小倉支部は、今後、起訴しないことを決めました。 61歳の無職の男性は、9月18日午後5時ごろ、小倉南区にある市営住宅の一室で、84歳の母親の首を絞め、殺害しようとしたとして殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されていました。 警察の取り調べに対し、男性は、「親子喧嘩でかっとなって首を締めました。ただ、脅すつもりでした」などと供述し、容疑を一部否認していました。 福岡地検小倉支部は、この男性について容疑を暴行に切り替えて捜査を進めていましたが、10日付けで、今後、起訴しないことを決めました。 不起訴の理由について福岡地検小倉支部は、「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。