BD前日騒動で負傷者続出 不祥事から復帰の大阪喧嘩自慢2人の暴走 「悪童」は鼓膜破損、試合は出場表明 瓜田純士の相手は全治3週間で試合中止

「BreakingDown14・5」(25日、都内某所) 総合格闘家の朝倉未来が社長を務める格闘技イベントが行われ、米国などで人気の過激平手打ちイベント「POWER SLAP(パワースラップ)」が日本で初実施される。 “叛逆の悪童”レオはこの日、自身のXを更新。前日の計量、会見で対戦相手のシェンロンから殴られた際に鼓膜が破れたことを明かした。検査の様子の写真とともに、「シェンロンのせいで、鼓膜破れた。やり返しで殴った時に右手の靱帯損傷したのは、俺が悪いけどお前が手出さんかったら俺は出してなかったからな?先の事考えて行動しろよ」と、つづった。 「俺はイエスと違うから利き手使われへんくても、誰に止められようが試合は絶対にやったるから、覚悟しとけ」と試合には出場する意向を表明した。 前日、昨年3月に恐喝容疑で逮捕され、今回が復帰戦となるシェンロンはレオとのフェイストゥフェイスで「なんじゃこら。お前から先に手を出せ」と挑発。レオが手を出さないとみると、不意に左ビンタを見舞い、レオも応戦して乱闘に。スタッフを吹っ飛ばすなど暴れまくった。会見でも収拾不能の大乱闘で暴れ続け、男性アナウンサーが「お席に戻りください!お席に!お戻りください!記者会見です。そろそろ落ち着いてください!」と怒り気味に言い放つほどの騒動となっていた。 また、前日には同じく昨年の逮捕から復帰となった大阪喧嘩自慢のダイスケが、大阪喧嘩自慢の監督役の瓜田純士の対戦相手であるイエスを喫煙所で襲撃。イエスがろっ骨を痛めて、試合が中止となる事態となっていた。イエスはこの日、自身のXで「試合楽しみにしていた方すみません。全治3週間、目もやられてるので悔しいですが今回は事態させて頂きます」と、綴った。 パワースラップは朝倉が弟・海のUFC挑戦のサポートのために渡米した際に、UFCのダナ・ホワイト社長から日本開催を打診され、提携することが正式決定。今大会での初実施となり、3試合が組まれた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加