「お別れだけはしっかりしたい」JR長野駅前の事件から初の週末は慰霊と警戒…亡くなった男性の教え子などが献花に訪れる 駅周辺は行き交う人も少なく…百貨店も警戒を強化

JR長野駅前で3人が刃物で襲われた事件から初めての週末を迎えた長野駅前では、死亡した男性のサッカーチームの教え子などが献花台を訪れ、「お別れだけはしっかりしたい」と手を合わせていました。 森記者: 「事件から初めての週末を迎えた長野駅です。近くの店の人などに聞くと普段の週末と比べ、やや人通りは少ないということです」 事件が起きた長野駅前では、行き交う人は少なく、外国人観光客の姿が目立ちました。 現場近くに設置された献花台では、手を合わせる人が後を絶たず、亡くなった男性がコーチを務めていたサッカーチームの教え子や交流があった人なども花を手向けていました。 中学時代まで指導受けた大学生: 「本当にサッカーが好きなコーチで、ずっと熱心に教えてくださっていたので、ショックでした」 一緒にコーチをしていた人は: 「炎天下の中、汗を流して子どもたちと一緒にやっていたことを思い出します」 去年まで指導受けていた中学生: 「優しいところもあるし、怒るときはしっかりと怒ってくれるコーチでした。お世話になったので、別れる時はしっかりしないとなと思って来ました」 息子が指導受けた人: 「(犯人には)早く出頭してほしい、それだけです」 長野県警は、他県の警察にも応援を要請し市内での警戒を強化しています。 また、現場近くの百貨店では店内入り口に警備員を配置し、犯人逮捕までは店内の警備を強化し、安全確保に努めるとしています。

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