唐津市の暴力団関係者の住宅で起きた強盗事件で、唐津署は27日、強盗致傷などの疑いで、住所不詳、自称建設会社作業員の男(20)を逮捕した。行方を追っていた捜査員が鹿児島県薩摩川内市内で発見した。同署によると、おおむね容疑を認めている。 逮捕容疑は、共謀して20日午後1時20分ごろから2時ごろまでの間、同市材木町の住宅に訪問者を装って押し入り、住人の60代女性の首を腕で締めたり手首を粘着テープで縛ったりしたうえで刃物を突きつけて「金を出せ」と脅し、現金計約740万円とカードなどが入った財布を奪い去った疑い。女性は加療約2週間のけがを負った。関係者によると、現場は暴力団関係者の住宅。