昨年12月、岡山県倉敷市で、日本刀のようなもので切り付け、さらに車をぶつけたり、殴ったり、金属の棒を振り回したりするなどの暴行をしたとして、暴力団組員の男ら4人が逮捕されました。 傷害容疑で逮捕されたのは、 ・倉敷市連島中央の建設業で指定暴力団六代目山口組五代目山健組三代目妹尾組の組員の男(22)、 ・倉敷市神田の会社役員の男(24) 暴力行為等処罰に関する法律違反の疑いで逮捕されたのは ・倉敷市水江の無職の男(23) ・住所・職業不詳の男(27) です。 警察によりますと、暴力団組員の男(22)と会社役員の男(24)は、昨年12月31日午後4時半ごろ、倉敷市内のパチンコ店の駐車場で、日本刀のような形状の模造刀で無職の男(23)を複数回切り付け、さらに会社役員の男が乗用車を運転して、無職の男に衝突させる暴行を行い、けがをさせた疑いがもたれています。 一方で、無職の男と職業不詳の男(27)は、入れ替わりながら、暴力団組員の男を拳で殴り、さらに金属のような棒を振り回すなどの暴行を行った疑いがもたれています。 警察は、目撃者からの通報を受け、所要の捜査を行って男らの容疑を特定し、今月22日からきょう(27日)にかけて、順次逮捕したということです。 警察は、他にも関与した者がいる可能性も視野に調べをすすめていて、捜査に支障があるとして、4人の認否を明らかにしていません。