“燕三条で作った”などと偽り、輸入した鍋を販売したとして、不正競争防止法違反の疑いで27日、燕市の調理器具販売会社の役員とその夫が逮捕されました。 不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは、調理器具を販売する燕市の『美吉(みよし)』の代表 王瑚研(おう こけん)容疑者 37歳と、夫で従業員の若崎智浩 容疑者37 歳です。 警察によりますと、2人は雪平鍋と中華鍋が海外で製造されたにもかかわらず、説明書やネット上で『日本製』や『燕三条の工場で作りました』などと表示し販売した疑いが持たれています。 警察の調べに対して王 容疑者は黙秘し、若崎 容疑者は「表示は知っていた」と話す一方で、自身の関与については黙秘しているということです。 今回の逮捕容疑は商品や広告などに品質や質などを誤認させるような表示をする『誤認惹起行為』の疑いですが、食品以外での逮捕は県内で初めてだということです。