架空の投資話を持ち掛け、1人から6億円以上をだまし取ったとして、76歳の男が名古屋地検特捜部に逮捕されました。 逮捕されたのは、東京・目黒区の無職・鬼塚敏輝容疑者(76)です。 鬼塚容疑者は去年10月までの1カ月間で、当時66歳の1人に国債に関する架空の投資話を持ち掛け、担保金の名目で現金6億2000万円をだまし取った疑いが持たれています。 名古屋地検特捜部は、認否を明らかにしていません。 鬼塚容疑者は「担保金を支払えば、6カ月後に運用益が受けられる」などとウソをつき、当時63歳から79歳までの3人から現金あわせて22億円をだまし取った罪で起訴されています。