去年末、大阪市西成区の路上でベトナム人の男性(25)が背中などを刺され、ケガをした事件で、4人目の逮捕者です。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、住居不定・無職のベトナム人、ファム・ミン・ドゥック容疑者(28)です。 警察によりますと、ファム容疑者は、すでに逮捕されているベトナム人男女3人と共謀し、去年12月27日午後10時ごろ、西成区の路上で、知人男性(25)の背中などを、刃物のようなもので複数回刺し、殺害しようとした疑いがもたれています。 男性は背中から肺まで達する刺し傷などで、全治1か月のケガです。 防犯カメラには、男性がファム容疑者を含む4人から追いかけられる様子が映っていたということです。 取り調べに対し、ファム容疑者は「私は関係ありません」と否認しているということです。 逮捕された4人は、被害男性とそれぞれ金銭トラブルを抱えていたとみられ、警察が経緯について調べています。