当時、三次市の建設会社で経理部門の責任者だった兄(54)と建設会社の社長だった弟(49)が共謀し兄の会社から弟の会社に合計1159万円あまりを不正に送金し会社に損害を与えた疑いで逮捕されました。 三次市の自営業の兄(54)と広島市東区の自営業の弟(49)の2人は弟が経営していた建設会社から兄が勤めていた建設会社に架空の工事に関する請求書を提出しました。 その後、2020年5月から2021年1月の間9回にわたり弟の会社あてに1159万8400円を送金させて兄が勤めていた会社に損害を与えた疑いがもたれています。 警察の調べに対して2人は「間違いありません」と容疑を認めていて動機については「お金が欲しかった」と話しています。 警察によりますと他にも、弟の会社には兄が務めていた会社からの不正な送金が確認されていて被害額は約1億円にのぼるとみられています。 警察は兄弟の現金の使い道など詳しく調べています。