仙台市の国分町で用心棒代などのいわゆる「みかじめ料」をやり取りしたとして、指定暴力団の幹部など男4人が逮捕されました。 暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されたのは、仙台市青葉区二日町の指定暴力団住吉会系幹部・最上孝弘容疑者（55）、仙台市太白区青山2丁目の指定暴力団住吉会系組員・小倉貴幸容疑者（41）、仙台市青葉区花京院1丁目の風俗店経営・高嶋忠夫容疑者（45）、仙台市青葉区国分町3丁目の風俗店従業員・渡部源喜容疑者（33）です。 警察によりますと、最上容疑者と小倉容疑者は今年4月頃、条例により暴力団排除特別強化地域に定められている青葉区国分町内で、風俗店を経営している高嶋容疑者から店の用心棒代または営業の容認代、いわゆるみかじめ料として渡部容疑者を通して現金2万円から5万円を受け取っていた疑いが持たれています。 最上容疑者、高嶋容疑者、渡部容疑者が今年6月に35歳の女性を脅迫し、堕胎を強要した疑いで逮捕されたことで条例違反事件が発覚しました。 警察は、捜査に支障があるとして、4人の認否を明らかにしていません。