特殊詐欺の「受け子」とみられる16歳の女子高校生が、新潟市秋葉区の80代女性から現金200万円をだまし取ろうとした疑いで再逮捕されました。 警察によりますと、埼玉県川口市の女子高校生(16)は2024年9月10日、氏名不詳者らと共謀し、新潟市秋葉区の80代女性に“甥”を装って「喫茶店で会社の通帳と大事な書類、携帯電話をなくした。このままではクビになる。お金を貸してほしい」とウソの電話をかけました。翌日、女子高校生が甥の上司の娘になりすまして女性の自宅を訪れ、女性から現金200万円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。 女性が女子高校生に借用書を書いてほしいと頼んだところ、女子高校生は現金を取らず、そのまま立ち去ったということです。 不審に思った女性が親族に確認をしたところ詐欺未遂であることが発覚し、警察署に届け出ました。 女子高校生は、被害者から現金を受け取るいわゆる「受け子」とみられています。女子高校生は以前にも「受け子」とみられる特殊詐欺の容疑で逮捕されていて、捜査を進める中で女子高校生が浮上したということです。 警察は、今後の捜査に影響があるとして認否は明らかにしていません。警察は、組織的犯行であるとみて調べを進めています。