仙北市の田口市長「深くおわび」 市職員の酒気帯び運転容疑での逮捕受け陳謝 秋田

秋田県仙北市の職員の男が5日、酒気帯び運転の疑いで逮捕されたことを受け、田口知明市長が6日、陳謝しました。 秋田市旭北錦町の県道で5日、普通乗用車が車2台に次々と衝突する事故があり、運転していた仙北市建設部建設課主任の男(34)が酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。 仙北市の田口知明市長は6日、記者会見を開き、「心よりおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と陳謝しました。 逮捕された主任は2023年、勤務中に約40回にわたり酒を飲んだとして停職6カ月の処分を受け、職場復帰していました。 主任はアルコール依存症で秋田市の病院を月に2回のペースで受診していたほか、公用車を運転する前後や不定期にアルコールチェックを実施していました。 主任は5日、有給休暇を取得していて、私用で運転していました。市は、主任から話を聞いた上で処分を検討するということです。 田口市長は「仙北市の倫理規則や服務規律をしっかり末端の若い職員にまで浸透させて、絶対にこのようなことを起こさないように取り組む所存です」と述べました。 市は、飲酒運転に対する処分をより厳しくする方針です。

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