7日早朝、福岡県柳川市で酒を飲んで車を運転した酒気帯び運転の現行犯で農家の男が逮捕されました。 男の呼気からは、基準値の7倍近いアルコールが検出されています。 警察によりますと、7日午前4時20分ごろ、柳川市三橋町の国道443号の交差点で、軽乗用車が無灯火の上、右折レーンを直進したところ、対向車線を走っていたパトカーが気付き、Uターンして停車を求めました。 しかし、軽乗用車は停車に応じずそのまま逃走。 約180メートルほど先のコンビニエンスストアの駐車場に入り、運転していた男が車から降りて走って逃げようとしましたが、警察官に取り押さえられました。 「なぜ逃げるのか」という問いに対し、男は「逃げていません」と否定しましたが、呼気から強い酒の臭いがしたため呼気を調べたところ、基準値の7倍近いアルコールが検出されたため、男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。 逮捕されたのは、近くに住む農家の都留貴志容疑者(41)で、警察の調べに対し、「昨夜9時から4時間くらい、自宅でひとりで500ミリリットルの缶ビール2本と缶チューハイ1本を飲んだが、時間がたっていたので、お酒はもう残っていないと思った」などと供述しているということです。 警察が飲酒運転の経緯を詳しく調べています。