広瀬すずと松山ケンイチの“粋”な関係にしんみり 『クジャクのダンス』出演者の演技力

ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系)第3話の焦点となるのは、父・春生(リリー・フランキー)の遺した手紙は偽装なのか? そして、心麦(広瀬すず)は春生の娘なのか? ということである。 SNS上で『クジャクのダンス』に関する「怪しい人選抜選挙」「演者による考察と情報共有」を綴っている、弁護士・松風を演じる松山ケンイチ。「第2話の気になるところ」として、松山は「染田さんなんか隠してるよね? 山下さんと過去になんかあるよね?」と考察(すでに半分以上撮影している、ということなので“考察”というのも少し違う気がするが)しており、その予想通りに第3話のラストで屋台ラーメン店の店主・染田(酒井敏也)が手紙を偽装していたことを自白する。 彼は過去にサイン偽装と覚醒剤所持で逮捕されており、警察官時代の春生が担当していたようだ。精巧に筆跡を真似できる腕があるとすれば、身近な関係性にある春生の手紙を偽装することは可能だろう。それでは、その目的は? 金? 春生が手紙を書いている回想は? と様々な疑問が浮かんでくるが、染田が家に警察が来たことを報告した人物=おそらく、リュックの男が黒幕として裏で動いているのではないだろうか。そのリュックの男と繋がっているのが、第3話で初登場した検事の阿南(瀧内公美)。「山下春生の例の手紙、出てきました。娘が捜査員に渡したようです」と阿南が連絡したときに、リュックの男がいたのが染田の屋台である。「片付いたよ。ラーメン屋の件は問題ない」とリュックの男が話した後、川に流れてくる、何か。その真相は次回明らかになるだろう。 そして、もう一つ、心麦が春生の娘ではなく、22年前に起こった「東賀山事件」で生き残った次女・林川歌なのではないかという疑いは一旦消え去った。記者の神井(磯村勇斗)が持ってきた心麦の伯母にあたる木村夏美(原日出子)との「私的DNA型叔母姪鑑定書」には「叔母である可能性は極めて低い」の鑑定結果があったが、戸籍謄本には「長女」の記載があり「養子」ではないことが、林川歌ではないという証拠になっている。

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