酒を飲んで自転車を運転したとして兵庫県警生田署は7日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、ネパール国籍の飲食店店員の男(40)=神戸市中央区=を現行犯逮捕した。自転車の酒気帯び運転に罰則を設けた昨年11月の改正道交法施行後、兵庫県内での逮捕は初めて。 逮捕容疑は7日午前11時15分ごろ、神戸市中央区下山手通1の路上で、酒を飲んだ状態で自転車を運転した疑い。調べに容疑を認めているという。 同署によると、ふらつきながら自転車に乗った男に警察官が職務質問し、呼気を検査したところ、基準値の約6倍のアルコールが検出されたという。 改正道交法により自転車の酒気帯び運転には、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられることになった。酒気帯び運転になると知りつつの酒類提供や同乗にも罰則が新設された。