公共工事の入札で便宜を図る見返りに交際相手の旅行代を支払わせた疑いで、山口・岩国市の職員が逮捕・送検されました。 岩国市の職員・羽倉孝知容疑者(58)は2023年4月、岩国市が発注した道路を修繕する工事の指名競争入札で、予定価格を土木建築会社の元社長・関戸正保容疑者(69)に漏らし、落札させるなどした疑いが持たれています。 羽倉容疑者はその見返りとして、交際相手の旅行代約12万円を関戸容疑者に支払わせていたということです。 岩国市の福田良彦市長は7日の会見で謝罪し、今後、再発防止委員会を立ち上げると表明しました。