大河「べらぼう」“カモ平”平蔵(中村隼人)再登場で片鱗 ラスト逮捕劇に反響「もう退場?」

【モデルプレス=2025/02/10】俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)の第6話 「鱗剥がれた『節用集』」が、9日に放送された。ラストの展開に反響が集まっている。<※ネタバレあり> ◆横浜流星主演大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」 本作は“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎(横浜)が主人公。森下佳子氏の脚本で、笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマを描く。吉原の“伝説の遊女”・花の井(五代目瀬川)役を小芝風花、幕府“新時代”を目指す改革者・田沼意次役を渡辺謙が演じる。 ◆「べらぼう」蔦重(横浜流星)青本の出版を計画する 花の井や次郎兵衛(中村蒼)が「つまんない」と口を揃え、世間から敬遠されている青本(挿絵が入った大人用の娯楽本)を、もっと面白いものにするため、蔦重は鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)と新たな青本の出版を計画する。ともにアイデアを出し合って作業を進めるなか、蔦重は須原屋(里見浩太朗)から『節用集』の偽板が出回っていると聞き、隠れて何かを摺っていた孫兵衛に疑念を抱くようになる。 そんなある日のこと、鱗形屋を調べるよう命を下された長谷川平蔵(中村隼人)が、そこで『節用集』の偽版を摺っていた証拠を発見し、孫兵衛らが捕えられる。蔦重も仲間だとして連行されそうになるが、平蔵が「そいつはまこと。吉原の茶屋のもんだ。関わりねぇ」と証言して助けた。 それから蔦重は、事態をすべて把握していたものの、孫兵衛がいなくなれば自分が取って代われると心のどこかで期待していたため、忠告しなかったと平蔵に本心を打ち明ける。思い通りにはなったが「堪えるっすね…」と複雑な表情の蔦重に、平蔵は「武家なんて席取り争いばっかりやってるぜ。出し抜いたり追い落としたり。気にすることじゃねぇよ。世の中そんなもんだ」とフォロー。「濡れ手に粟餅。『濡れ手に粟』と『棚からぼた餅』を一緒にしてみたぜ。とびきりうまい話に恵まれたってことさ。おめえにぴったりだろ」と粟餅を手渡し、お礼を言う蔦重に「せいぜいありがたくいただいておけ。それが粟餅を落としたやつへのたむけってもんだぜ」と言うと、ニヤリと笑って去って行った。 ◆「べらぼう」終盤の展開に反響 平蔵といえば池波正太郎の時代小説『鬼平犯科帳』の主人公になった実在の人物で、「鬼平」の愛称で知られている時代劇のヒーロー。同作での平蔵は、吉原でカモにされて散財した末に親の財産まで食いつぶし、視聴者の間で「カモ平」「チョロ平」と呼ばれ愛されていた。そんな平蔵が蔦重を助け、自らも笑みをこぼしてしまうほどの粋な言葉をかけたラストシーンに、SNS上では「やるときはやる男」「鬼平の片鱗を見せ始めてる」「再登場嬉しい」「ギャップにやられた」「さすがヒーロー」「かっこいいとこ初めて見た」「自分でドヤ顔しちゃうところ可愛すぎ」と反響が寄せられた。 さらに、青本のアイデアを出しながら、本作りへの愛をのぞかせていた孫兵衛の逮捕劇にも「複雑な気持ち」「楽しそうな顔が印象的だった」「どんな青本が出来上がっていたんだろう」「もう退場?」「本への想いは本物だったはず」「退場なら残念だな」と驚きや嘆きの声が上がっている。(modelpress編集部) 情報:NHK 【Not Sponsored 記事】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加