総務省職員や警察官をかたる 3カ月間で2億円被害【岩手】

総務省の職員や警察官などをかたる詐欺電話による被害が先月までの3カ月間、岩手県内で2億円に上っていることがわかりました。 県警によりますと、県内全域で去年11月から先月末にかけておよそ650件の詐欺電話があり、被害の件数は9件、被害額はあわせておよそ2億300万円です。 手口は、総務省や通信事業者の職員を名乗る人物が「あなたのスマホが犯罪に使われている」「この電話を警察に転送する」などと話し、通話を続けると警察官を名乗る人物に代わります。 そしてこの人物が「あなたのことを捜査しなければならない」などと言い、逮捕を回避する名目で現金を要求してくるいうことです。 通信アプリ「LINE」上で偽の逮捕状を提示して信じ込ませ、指定した口座に送金させたケースが確認されていて、県警は「警察官がLINEで逮捕状の画像を送信することは絶対にない」と注意を呼びかけています。

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