さいたま市緊縛強盗事件 実行役か、26歳男を起訴/埼玉県

9月、さいたま市西区の住宅に押し入り、高齢の親子が縛られて現金などが奪われた強盗致傷事件で、実行役とみられる26歳の男が11日、起訴されました。 強盗致傷などの罪で起訴されたのは、神奈川県川崎市の建設作業員、岩元一騎被告(26)です。 起訴状などによりますと、岩元被告は先月18日、数人と共謀してさいたま市西区指扇の住宅に押し入り、この家に住む80代の母親と60代の娘に対し粘着テープで口を塞ぎ、両手を縛る暴行を加えたとしています。 その上で、「金を出せ」と脅し、現金10万円余りと財布を奪って逃げた罪などに問われています。 事件は、「闇バイト」のグループによる犯行とみられていて、これまでに岩元被告を含めて、20代から30代の男5人が逮捕されています。 今回の起訴について、さいたま地検は、「こうした犯罪には今後も厳正に対処する」とコメントしています。

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