酒気帯び状態で車を運転したとして、兵庫県警兵庫署は10日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、神戸市職員の工藤芳夫容疑者(60)=同市西区=を逮捕した。「アルコールが残っているという認識はない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は令和7年2月10日午後3時35分ごろ、同市兵庫区下沢通の路上で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転したとしている。 同署によると、別の交通事故の事情聴取のため、同署に呼び出された工藤容疑者は車で来たという。聴取中の署員が工藤容疑者から酒の臭いがすることに気づき呼気検査をしたところ、基準値(呼気1リットル中0・15ミリグラム)を超えるアルコールが検知されたという。