10日、名古屋市緑区にあるマンションの一室で、男女2人の遺体が見つかり、この部屋に住む男が逮捕された事件で、2人が、男の両親で、いずれも外傷性ショックで死亡したことがわかりました。 この事件は、10日夕方、緑区亀が洞にあるマンションの一室で、男女2人が死亡しているのが見つかったもので、この部屋に住む、無職の喜多圭介容疑者(36)が、女性の頭などを複数回殴り、殺害したとして逮捕されています。 警察は、見つかった2人の遺体について、身元の確認を進めていましたが、喜多容疑者と同居する、父親の喜多禎則さん(61)と、母親の由美子さん(61)だったと発表しました。 また、司法解剖の結果、2人の死因は、いずれも複数回殴られたことによる外傷性ショックだったことがわかりました。 2人の遺体には、頭や顔、胸などに傷があり、肋骨も折れていたということです。 警察は、喜多容疑者が、父親の禎則さんへの殺害にも関与したとみて、調べを進めています。