ハンガリーで日本人女性が死亡し、アイルランド人の元夫が逮捕された事件で、女性の知人がJNNの取材に応じ、「血まみれにならないと警察は動かない」などと相談を受けていたと話しました。 先月29日、ハンガリーのブダペストのアパートで火災が起き、日本人女性の遺体が見つかった事件では、アイルランド人の元夫が計画殺人の罪で訴追されています。 女性は元夫から日常的に虐待を受け、警察に2度相談していましたが、「何も動いてくれない」などと知人の女性に相談していました。 被害女子の知人 「彼女を助ける機会は何度もありました。血まみれにならない限り警察は動かないと、彼女は心配していました」 ハンガリー警察は11日、今回の対応について謝罪し、相談を受けていた警察署の担当者ら6人を処分したと発表しました。DVについて研修を受けなければならない警察官の数を増やすとしています。