中国の韓国選挙介入疑惑 尹大統領弁護団の根拠ない問題提起は国益を害する【2月13日付社説】

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弁護団が憲法裁判所での弾劾審判で「中国がわが国の選挙に関与できる状況であり、野党が『親中』であることも考慮すれば、非常戒厳令は避けられなかった」と主張した。さらに「中国は(サイバー攻撃などさまざまな作戦手段を同時に活用する)ハイブリッド戦を展開できる」「中国は偽装サイトを使ってうその情報を広めている」などとも指摘した。韓国の選挙に中国が不正に介入したとの主張だが、それらの根拠は提示できなかった。これについて申源湜(シン・ウォンシク)国家安保室長は「よく分からない」として明言を避けた。

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