中米エルサルバドル 重罪を犯した未成年を成人用の刑務所に収監することを認める法案可決

中米エルサルバドルで、18歳以下の未成年を成人と同じ刑務所へ収監することを認める法案が可決されました。 エルサルバドルの議会は13日、犯罪組織に所属し、殺人や誘拐、武器取引など重大な犯罪で起訴された18歳以下の未成年に対し、成人と同じ刑務所に収監することを認める法案を賛成多数で可決しました。 未成年専用の刑務所から出所後に、組織での活動を再開する受刑者が多かったということで、議会は法案の可決について、未成年の重大犯罪への関与を遮断することが目的だとしています。 現在のブケレ政権は巨大刑務所を建設し、犯罪組織を壊滅するため、非常事態宣言を発令して逮捕状なしで人々を拘束するなど、強権的な手法で知られています。

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