福島県福島市飯坂町で昨年1月、80代女性方に侵入し、暴行を加えて金品を奪おうとしたとして、福島北署に強盗傷害などの疑いで名古屋市、無職少年(17)と東京都足立区、無職太田成也(まさや)容疑者(26)が逮捕された事件で、盗難車両が使用されたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。同署は2人が盗難車両で女性方を訪れたとみて調べている。 捜査関係者によると、県警は付近の防犯カメラ映像の分析などから車両を割り出し、事件発生から数日後に福島市内で発見した。車両は関東圏で盗まれ、偽造ナンバーが付けられていた。車内に凶器はなかったという。2人に面識はなく、闇バイトでつながったとみられており、同署は他にも関わった人物がいるとみて調べている。 同署は14日、2人を送検した。