【大分】ごみ収集業務で不正入札の疑い 元部長ら3人が送検

大分市のごみ収集業務をめぐり職員ら4人が逮捕された事件で容疑者3人の身柄が大分地検に送られました。 官製談合防止法違反の疑いで送検されたのは、大分市環境部の元部長池永浩二容疑者(61)、元審議監の塩地広行容疑者(62)、元清掃業務課長の三原徹容疑者(57)です。 警察によりますと、2022年度に実施されたごみ収集・運搬業務委託の指名競争入札で池永容疑者ら3人が由布市の会社役員早川幸治郎容疑者(67)に事前に入札予定価格を伝え、近い価格で落札させた疑いです。 警察は4人の認否を明らかにしていません。 足立市長は17日の会見で早川容疑者が所属する団体のメンバーから市の職員が暴言を受けるなど以前から問題があったと明らかにしました。 その上で「不当な要求や高圧的な態度の延長線上で談合が起きたのではないか」と話しました。 今後、弁護士などで構成される第三者委員会をつくり、入札の経緯の検証や再発防止策を検討します。

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