10代の女性の自宅に侵入し下着を盗もうとしたとして、34歳の男が警視庁に逮捕されました。男は女性の自宅の合鍵を勝手に作っていたということです。 東京・足立区の会社員・宮原亮太容疑者(34)。去年の大みそか、東京・新宿区に住む10代の女性の自宅に、勝手に作った「合鍵」で侵入し、下着などを盗もうとした疑いがもたれています。 「合鍵」はどのように作ったのでしょうか? 記者 「宮原容疑者は合鍵を作るために女性のアルバイト先の事務所に侵入して、女性の自宅の鍵の番号を確認していたということです」 宮原容疑者は「合鍵」を作るため、女性がアルバイトをしていた新宿区のコーヒーショップの事務所に侵入。女性のかばんから鍵を見つけ、鍵に記された「番号」を記憶し、インターネットで「合鍵」を注文していました。 自宅の住所は、同じかばんにあった運転免許証で確認したといいます。 宮原容疑者は女性の自宅に10回ほど侵入していたとみられていますが、一部容疑を否認しています。 宮原容疑者 「盗みの目的で引き出しを物色したのではなく、どんな下着を身につけているか知りたかった」 鍵番号を知られるだけで合鍵が作られた今回の事件について、街では… 「すごく怖いです」 「バッグの中まであさられるとなると、どう管理すれば良いのかわからなくなります」 宮原容疑者 「鍵は15本から20本作りました」 宮原容疑者の自宅からは他にも4本の合鍵が見つかり、中には店舗名と名前が書かれたネームタグがついているものもあるということで、警視庁は別の女性のものとみて余罪を調べています。