海外のオンラインカジノに交流サイト(SNS)で客を勧誘、賭博を繰り返したとされる事件で、岡山県警生活安全捜査課と岡山西署は19日、常習賭博の疑いで名古屋市中川区、A容疑者(41)ら男女4人=いずれも会社役員=を再逮捕した。 県警によると、4人はオンラインカジノの運営者と契約し、動画配信を通じてカジノを紹介していた。金の流れなどから、契約数は約20件に上り、2023年2~11月に少なくとも約1億2千万円の報酬を得たとみて、裏付け捜査を進める。 他に再逮捕されたのは岡山市北区、B(29)、大阪府豊中市、C(34)、名古屋市千種区、D(33)の3容疑者。 4人の再逮捕容疑はカジノ運営者=氏名不詳=と共謀。井原市の男性(28)ら数百人をオンラインカジノに利用登録させ、男性らを相手に23年2月~24年1月、数百回にわたりスロットなどの賭博をした疑い。認否を明らかにしていない。