平将明新デジタル相に“詐欺で逮捕”企業からの献金疑惑…「寄付貰った」返金に向け専門家に対応相談

1日に発足したばかりの石破新内閣ですが、スタートダッシュとはいかないようです。 初入閣した平デジタル相に、政治とカネを巡る報道が。 2日の就任会見で質問を受けました。 1日に発足した石破新内閣に“政治とカネ”疑惑が発覚か。 2日の会見で追及されたのは、平将明デジタル相(57)です。 記者: 代表を務める団体が、社長ら逮捕の企業から献金と一部週刊誌で報道があったが? 平将明新デジタル相: (社長らが逮捕された企業からの献金について)わたしを支援している会社から寄付をもらっていた。その後に破綻・粉飾決算というニュースを見て、その時点で専門家の意見、弁護士にこれどうしたらいいのか、どう返せるのかという相談をした。 2024年6月、粉飾した決算書を作成し、銀行から融資金5億円をだまし取った疑いで都内の会社の元社長らが逮捕。 この企業から平デジタル相が詐欺献金を受けていたことを、1日に一部週刊誌が報じたのです。 このころ、皇居での認証式に臨もうとしていた平デジタル相は、自身のXに「今から宮中です。今晩は行けません。ごめんなさい」と、ネットでの生配信に参加できないと投稿。 詐欺献金疑惑の発覚とタイミングが重なったことに、コメント欄には「自慢しているところ悪いんだが…お前早速文春のネタになってんぞ」「入閣して浮かれているみたいだな」「速やかに説明責任」という書き込みも。 2日の就任会見で、平デジタル相は事実関係を認めたうえで、今後の対応について「寄付でもらったものを返すとなると、寄付をしなければいけない。政治団体の寄付というのは、いろいろな制約がかかっているので、そう簡単に寄付(返金)できる話でもない」と言及しました。 一方、平デジタル相を巡っては、石破首相との足並みの乱れの指摘も。 マイナ保険証への一本化を巡り、石破首相は「納得しない人がいっぱいいれば、併用も選択肢として当然だ」と発言した一方、平デジタル相は1日夜、一本化を「堅持する」と発言したのです。 会見では、この食い違いについても質問が飛びました。 平デジタル相: (Q.“閣内不一致”じゃないか?)“閣内不一致”ではない。足を引っ張るつもりはない。(Q.石破首相とちゃんと話したのか?)共有をしている。(Q.総裁選中の発言は“リップサービス”でいいと言ったのか?)“リップサービス”という言葉、誰も使っていない。

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