約5年半にわたり、在留期限を過ぎた外国人を雇い、働かせていたとして、千葉県の旭市議会議員を含む男4人が2月20日、逮捕されました。 出入国管理及び難民認定法違反の疑いで逮捕されたのは、旭市の市議会議員、遠藤保明容疑者ら男4人です。 千葉県警によりますと、遠藤容疑者らは2019年9月から2025年1月にかけ、在留期限が過ぎたタイ国籍の男女あわせて6人を、旭市や匝瑳市で農業作業員として働かせ、報酬を与えていた疑いが持たれています。 調べに対し4人は、「人手不足で背に腹は代えられず、不法残留と理解しながら雇っていた」などと、いずれも容疑を認めています。 遠藤容疑者らは旭市内の営農組合で理事を務めていて、働かせていたとみられるタイ人6人は1月、いずれも不法残留の疑いで逮捕されています。