タクシー乗車をめぐり、国家公務員の40代の男性の胸ぐらを両手でつかんだ札幌市豊平区の会社員の男(37)が、暴行の現行犯で逮捕されました。 男は2月22日午前0時40分ごろ、札幌市北区麻生町5丁目の路上で、タクシーに乗ろうとしていた男性に「自分も乗せて欲しい」と声をかけましたが、断られたためタクシーの窓を叩き激高。男性と運転手が降りて男を注意すると、男が男性の胸ぐらをつかみました。 2人がかりで暴れる男を取り押さえ、タクシー運転手が「とにかく来てくれ」と警察に通報。駆け付けた警察官に身柄が引き渡されるまで男は抵抗していました。 男性と運転手の2人にケガはなく、タクシーにも損壊はありません。 調べに男は「飲みに行ったのは覚えているが、なんでそこにいるのか覚えていない。酔っていて思い出せません」「気づいたときにはもみ合いになっていた」「おぼろげながら揉めた記憶はある」などと容疑を否認しています。 警察は当時の詳しい状況を調べています。