乗車料金を支払わず顔を殴りけがをさせたか 乗客の男(41)がタクシー運転手の男性(22)に取り押さえられ現行犯逮捕 横浜・鶴見区

けさ早く、横浜市鶴見区の歩道上でタクシー運転手を殴り、けがをさせたなどとして40代の男が逮捕されました。 強盗傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは横浜市港北区に住む中村行男容疑者(41)で、きょう午前5時15分ごろ、横浜市鶴見区の歩道上で、乗っていたタクシーの乗車料金を支払わず、22歳の男性運転手の顔を殴るなどの暴行を加えてけがをさせた疑いがもたれています。 警察によりますと、中村容疑者は酒に酔った状態で川崎市内でタクシーに乗車。当初、鶴見方面へ向かうよう運転手に伝えていたものの、途中で川崎方向に戻るよう指示し、運転手がそれに従うと「なんで戻ってるんだ」などと言いがかりをつけたということです。 見かねた運転手が「降りてください」と言ったところ、中村容疑者は料金を支払わずに車の外に出て立ち去ろうとしたため、後ろから両肩を取り押さえた際、振り向きざまに運転手の左の頬を殴り、つばを吐きかけたということです。 中村容疑者は運転手にその場で取り押さえられ、駆けつけた警察官に身柄を引き渡されたということです。運転手の男性は左の頬を打撲し軽傷です。 調べに対し、中村容疑者は「タクシー運転手から降りてくれと言われて腹が立った」と述べる一方で、「料金は支払おうとした」「殴ってもいない」と容疑を否認しています。

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