東京・足立区の路上で17歳の少年が刃物で刺され、死亡しました。駆け付けた警察官がその場にいた同い年の友人の少年を緊急逮捕しました。 24日午前4時半ごろ、足立区鹿浜の路上で「友人に刺された」と119番通報がありました。 警視庁によりますと、区内に住む17歳の少年が胸のあたりを果物ナイフのような刃物で刺され、搬送された病院でおよそ1時間後に死亡しました。 駆け付けた警察官が現場にいた友人の会社員の少年(17)を殺人未遂の疑いで緊急逮捕しました。 近所の女性 「午前4時半ごろにキャーと言う声が聞こえバタバタと走る音が聞こえた」 「怖いよね、びっくりしました」 知人女性を巡って、逮捕された少年が刺された少年を現場に呼び出し、自転車に乗って来た被害少年と女性を交えて話し合っている間にトラブルになったとみられます。 現場からは逮捕された少年が使ったとみられる刃物が押収されていて、少年は取り調べに対し「刺したことは間違いありません」「カッとなって刺した」と容疑を認めています。 警視庁は容疑を殺人に切り替えて、詳しい経緯などを調べてます。 現場は日暮里・舎人ライナーの西新井大師西駅から北西に1.5キロほどの住宅街で、小学校に隣接する地域です。