新潟市内を走るJRの列車内で去年10月上旬、10代の少女に痴漢行為をしたほか、10月下旬には正規の乗車料金を払わない、いわゆる”無賃乗車”をした疑いで20歳の男が逮捕されました。男は「痴漢もタダ乗りも繰り返していたので、この日にやったか覚えていない」などと話しているということです。 新潟県迷惑行為等防止条例違反(痴漢行為等の禁止)と電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは、新潟市北区松浜に住むアルバイト従業員の男(20)です。 警察によりますと、男は去年10月上旬、新潟市内を走るJRの列車内で、10代の少女の尻に自らの陰部を押し付ける痴漢行為をした疑いが持たれています。被害を受けた少女から警察に相談があったということです。 また男は去年10月下旬に、JR信越線の亀田駅から新潟駅、JR越後線の新潟駅から関屋駅の列車に乗車したものの、亀田駅のひとつ隣の越後石山駅まで乗ったように装って、自動改札機を通過した“無賃乗車”の疑いも持たれています。 警察の調べに対し、男は「痴漢もタダ乗りも繰り返していたので、この日にやったか覚えていない」などと話しているということです。警察は今回の犯行以外にもキセル乗車をしながら痴漢行為をしていた可能性もあるとみて、男の余罪について調べを進めています。