元中国大使館書記官ら2人再逮捕へ 新型コロナ休業給付金の詐欺事件 被害総額は“数億円規模”か

新型コロナの休業給付金およそ1600万円を国からだまし取った疑いが強まったとして、警視庁公安部が中国大使館の元書記官の男ら2人を再逮捕する方針を固めたことがわかりました。 捜査関係者によりますと、公安部がきょう、詐欺の疑いで再逮捕する方針を固めたのは、元中国大使館3等書記官で飲食店を営む会社社長・徐耀華容疑者(62)と元従業員の小島敬太容疑者(28)です。 2人は2020年から2022年にかけ、中国籍の従業員3人に実際に働いた日数よりも少ない日数しか働いていないように装わせ、休業給付金あわせておよそ1600万円を国からだまし取った疑いがもたれています。 公安部はこの中国籍の従業員3人も今後、詐欺容疑で書類送検する方針です。 徐容疑者と小島容疑者は今月5日にも詐欺容疑で逮捕されていて、公安部は被害総額が数億円規模に上るとみて調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加