新潟県聖籠町の空き家の敷地で去年12月、男性の遺体が見つかった事件で、男性の口座から不正に現金を引き出したとして起訴されていた30代の男が、男性の遺体を遺棄した疑いでも逮捕されました。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、阿賀町京ノ瀬のリフォーム業、小山大輔容疑者（33）です。 警察によりますと、小山容疑者は去年10月26日、聖籠町次第浜の空き家の敷地の土中に、新潟市中央区の小杉英雄さん（当時78）の遺体を埋めて遺棄した疑いが持たれています。 警察は今後の捜査に支障があるとして、小山容疑者の認否を明らかにしていません。 遺体は去年12月に見つかり、小杉さんの死亡原因が首を圧迫された窒息死だったことことから、警察は殺人・死体遺棄事件として捜査していました。 小山容疑者は、去年10月に小杉さんの銀行口座から不正に現金を引き出したとして詐欺の罪で逮捕・起訴されていました。小山容疑者は、小杉さんの自宅のリフォーム工事に携わったことがあり、遺体が見つかった聖籠町の空き家は、小山容疑者が仕事で使う資材などを置いていたということです。 捜査本部は、小杉さんが死亡したいきさつを慎重に捜査しています。