去年、新潟県聖籠町で78歳男性の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、新潟県警は2月25日、詐欺罪で起訴されていた30代の男を、死体遺棄の疑いで逮捕しました。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、阿賀町に住むリフォーム業・小山大輔容疑者(33)です。 小山容疑者は去年10月26日、新潟市中央区に住む小杉英雄さん(当時78)の遺体を聖籠町の空き家の敷地内の土の中に埋めて遺棄した疑いが持たれています。 捜査関係者によりますと、遺体が見つかった空き家には、小山容疑者が仕事に使う資材などが置かれていたということです。 小山容疑者は、山形県山形市に住む無職・伊藤貴章容疑者(32)と共謀の上、去年10月に3回にわたって小杉さんの口座から合計345万3260円を不正に引き出した疑いで逮捕・起訴されていました。 捜査本部は今後の捜査に支障があるとして、認否についてコメントしていません。 警察は殺人の疑いも視野に捜査しています。