広島県警組織犯罪対策2課や広島西署などの合同捜査本部は26日、広島市安佐南区、会社役員の男(34)ら3容疑者=特定商取引法違反(不実告知)容疑で処分保留=を別の同容疑で再逮捕した。 再逮捕容疑は3人らは共謀し、昨年2月ごろから3月上旬にかけて広島市と三次市の民家計3軒を訪問。住人に屋根の修繕工事をする必要がないのに「全部の瓦がずれている」「このままだったら道路に落ちて危険」などと工事の契約を結ぶため、うその事実を告げた疑い。県警は3人の認否を明らかにしていない。 他に再逮捕されたのは南区の自営業男(26)、東区の会社役員男(34)の両容疑者。県警によると、3人は屋根の修繕などをする千葉県内の建設会社の関係者で、偽名をかたるなどして広島県内の民家50軒以上を訪問していた。県警は顧客情報の流れなども調べる。