2019年から2021年にわたり、新潟県上越市内で虚偽の保険商品を勧誘・契約して、その保険料金名目で現金をだまし取った疑いで以前保険代理店で保険外交員をしていた女が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、上越市に住む無職の女(78)です。 女は以前保険代理店で保険外交員をしていた際、2019年5月ごろから2021年10月ごろまでの間、上越市内で当時60代女性ほか4人に対して、虚偽の保険商品を勧誘・契約して、その保険料名目で現金合計380万円をだまし取った疑いがもたれています。 事件は被害者からの被害届で発覚。 警察によりますと、被害者はすべて上越市内に住んでいて、被害金額の内訳は当時60代女性が100万円、40代女性が30万円、60代女性が100万円、50代女性が50万円、70代男性が100万円で、だまし取った現金はすべて対面で手渡しだったということです。 また、以前務めていた保険会社の発表で、女は積み立て型傷害保険の保険証券を偽造し、保険に加入しているかのように見せかけて顧客から保険料を不正に受け取っていて、被害額は約8000万円、被害者は23人に上るということです。 警察の調べに対し、女は「その通り、間違いありません」と容疑を認めています。警察は余罪の可能性があるとみて捜査をしてます。