レンタカーの軽乗用車と鍵(時価合計20万5000円相当)を契約終了日までに返さなかったとして、住所不定の自称会社役員の男(51)が横領の疑いで逮捕されました。 男は北海道苫小牧市のレンタカー店で借りたレンタカーの軽乗用車と鍵を契約終了日(2月14日)までに返さず、自分の用事を済ませるために乗り回した疑いが持たれています。 警察によりますと、男は1月23日、2月6日までの契約で軽自動車を借りました。 その後、男は2月12日までに2回、電話で契約を延長しましたが、契約終了日の2月14日までに返しませんでした。 レンタカー店の店長が「レンタカーを横領された」と警察に通報し事件が発覚しました。 警察は2月26日、千歳市内を走っていた軽乗用車を発見。停止を求めたところ、男が乗っていたということです。 調べに男は「延滞料金を用意できなかったので返さなかった」と容疑を認めています。 男は2月14日以降、連絡が取れていませんでしたが、19日に「ガソリン代がなく、苫小牧に帰れない」と電話で話していました。 警察は男が車を借りた理由の他、男が車を乗り回していた間に何をしていたのかなどを調べています。