闇バイトで実行役を募る犯罪が社会問題となる中、警察庁は28日から、若者が集まる繁華街などで広告付きのトラックを走らせ、闇バイトに応募しないよう呼びかけを行います。 「闇バイトは犯罪です。楽で簡単、高収入のバイトは、ありません。報酬はもらえず、捨て駒として逮捕される現実が待っています」 去年、闇バイトによる強盗事件が相次いだほか、ミャンマーの国境地帯にある特殊詐欺の拠点から保護された16歳の少年が闇バイトに応募したとみられるなど、闇バイトによる犯罪が社会問題となっています。 こうした中、警察庁は普段ニュースを見ない若者にも「闇バイトは犯罪」と訴えるため、新たにアドトラックを作り、28日から来月末まで毎日、繁華街を走らせます。 都内は渋谷や新宿、六本木など、また、神奈川や千葉、埼玉の繁華街でも、注意を呼びかけるということです。