他社の顧客情報の利用疑い 保険会社元社員の男ら逮捕

神奈川県警は27日、勤めていた保険会社の顧客情報約800人分を転職先の同業他社に漏えいしたとして、不正競争防止法違反(営業秘密領得、開示)の疑いで、川崎市高津区、プルデンシャル生命保険元社員太田祥平容疑者(33)を逮捕した。その顧客情報を使用したとして同法違反の疑いで、東京都新宿区、保険代理業R&C社員藤原悟容疑者(57)も逮捕した。 県警によると、太田容疑者は「不正の利益を得る目的はなかった」と容疑を一部否認、藤原容疑者は認めている。 太田容疑者の逮捕容疑は、2023年7~9月の間、顧客情報806人分のコピーを転職後、藤原容疑者に開示した疑い。

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