死体遺棄で逮捕の小山大輔容疑者 数年前に“窃盗”で逮捕 知人との“金銭トラブル”も…「最後の最後くらい潔く認めて」 新潟・聖籠町の殺人死体遺棄事件

去年12月、新潟県聖籠町の空き家の敷地内で70代の男性の遺体が見つかり、その死体遺棄容疑で33歳の男が逮捕された事件。男は別の窃盗事件での逮捕歴があり、知人との金銭トラブルを抱えていたことが新たに分かりました。 去年12月、聖籠町次第浜の空き家の敷地内で小杉英雄さん(当時78)の殺害された遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件。 警察は阿賀町のリフォーム業・小山大輔容疑者(33)が去年10月に小杉さんの遺体を遺棄した疑いで逮捕・送検しました。 このほか、小杉さんの口座から別の口座に金を移した罪でも起訴されている小山容疑者。数年前には取引先の金庫を盗んで逮捕され、実刑判決を下されていたといいます。 【小山容疑者の知人】 「面会に行ったとき『もう一回チャンスをください』と、『絶対裏切りません』ということで身元引受人になって、出てきたのが2022年の1月。(再び裏切るまで)半年ももたなかった」 出所後、身元引受人となった男性の元でもトラブルを起こし、そのまま行方が分からなくなっていたということです。 【小山容疑者の知人】 「卑怯な人間、弱い人間。暴力的でもないし、今回は不思議。そんな勇気あったんだなと。でも金が絡んでいるとなったら、みんな納得している」 また、小山容疑者は知人に金を借りていたほか、自身が発注した工事の代金未払いなど、最近まで金銭トラブルを抱えていたといいます。 【小山容疑者の知人】 「(知人から)新潟の塗装をやってくれと。2件やったが、それが小山容疑者の(扱っている)物件だった。お金も入ってこなくて、(他にも)お金が入っていない業者はいっぱいあると思う」 小山容疑者は金に困って犯行に及んだのでしょうか。認否は明らかにされていませんが、身元引受人だった男性は潔く罪を認めてほしいと訴えます。 【小山容疑者の知人】 「僕が言いたいのは、ちゃんと自分のやったこと、最後の最後くらい潔く認めて男になりなさいということを言いたい」 警察は小山容疑者が小杉さんの殺害に関与していた可能性も含めて捜査しています。

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