「捕まらないだろうと…」自宅で日本酒飲んだ後に車運転し“当て逃げ” 警察署の60代女性職員が懲戒免職

富山県警は、1月、酒を飲んで運転し当て逃げ事故を起こし、逮捕された高岡警察署の60代の女性職員を懲戒免職としました。 処分を受けたのは、高岡警察署の60代の女性の会計年度任用職員で、1月に逮捕されました。 富山県警によりますと、この職員は、1月12日、自宅で日本酒を飲んだあと、車を運転し、小矢部市内の商業施設の駐車場で軽乗用車に接触、その場から逃げようとしたものです。 職員は「違反や事故を起こさなければ、ばれて捕まることはないだろうと安易に考えてしまった」と話しているということです。 富山県警は「飲酒運転の防止を呼びかけている中、警察への信頼を損ねる行為だ」として、2月28日付けでこの職員を懲戒免職とし、上司の警部を所属長注意、警視を口頭厳重注意としました。 富山県警では、去年11月にも20代の男性巡査が飲酒運転を行い、停職6カ月の処分を受けています。 また、県警は、去年10月、飲食店で女性の太ももを数回触るなどのわいせつ行為をした男性警部補を2月13日付けで富山地検に書類送検し、減給6か月の懲戒処分にしたことを明らかにしました。 男性警部補は飲食をしていた最中に行為に及んだもので、被害女性が警察に相談し、発覚しました。 男性は行為を認め、依願退職しました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加